株の投資について
今日はちょっとお堅い話をしようかと思います
トランプの関税が始まりましたが、世界的に株の下落がすごい事になっていて、大損した人々はかなりの数に上るのではないでしょうか
私はつい最近まで、円安による資産の目減りを警戒して、円を持ち続ける事に対する不安により株の投資を始めようかと考えていた時期がありましたが、世界経済に詳しくなっていく過程で、株式投資に対する魅力を失っていきました
株式投資の事をあまり知らない当時の私は「株で資産を形成できる」というありもしない幻想を持っていたんですよね…
株の投資関連の本やYouTubeなどは、そのほとんどで必ずと言っていいほどSP500(米国株)を進めてきますが、私は個人的に米国株はバブル期で「加熱しすぎたものはいずれ冷める」と個人的に思っているので、近いうちに株の大暴落が起きるのではないかと、中々株に手を出せずにいました
また、その少し前に、新NISAという株取引での利益が非課税になるという大変お得な制度ができたんですが、日本政府がおすすめしてるという点でなんか全く信用できないというか(笑)
しかもNISAでSP500(米国株)の商品を多くの日本人が買ったので、これが米国株の引き上げ要因になっていたり、さらなる円安を誘導していましたね
『米国株を買うには日本円を売ってドルを買って、そのドルで米国株を買うという流れになるから、結果的には多くの日本人が円を売る事により、結果、円安誘導になるというわけです』
円安で日本が苦しんでる時に、さらに円安要因となる新NISAを導入してる時点で、日本人を助けようという気なんて政府には全くないのではないかとすら疑いたくなります
また、古参の米国株投資家達はピークにまで膨れ上がった株を売却する事により、さらに大きな利益を得ることができますからね。日本政府にはこのような意図もあったのではないかとの見方もあります。投資の神様と言われるバフェット氏の会社もSP500の商品を今回の暴落前に大量に売却して売り抜けてましたね。さすがです…
今回の株の暴落は加熱しすぎた市場がトランプの関税という後押しにより弾けたと考えているのですが、私はまださらに株価が下落する余地が残っているのでは?と見ています。なので、株式投資をするなら「株価の下がっている今がチャンス」だとは思っていません
トランプは就任前からずっとドル安にすると宣言していますが、 トランプ嫌いなFRBはこれに反発しているのかドルの利下げを見送っています。利下げによりアメリカの市場が今後どうなるかわからないという点も注視しておいたほうがいいでしょう
トランプの今回の関税により、勘のいいプロの投資家達は、株の空売りで大儲けした者もいるかもしれませんが、多くのほとんどの人々は打撃を受けました。
これにより大損をした一般の人達は可哀想ですが、経産省との癒着が疑われ、消費税の還付という、実質的には消費税を原資とした補助金で利益を得ていた大手輸出企業に対しては何の感情も湧きませんが…
ただ、このトランプ関税をキッカケに、日本でも少しずつ国内での実体経済が復活していくかもしれません。トランプは既得権益で甘い汁だけを吸っている連中よりも、労働者こそが救われるべきだと考えているからです
アメリカの後追いをする日本も同じような環境になっていくのではないかと考えています